パソコンやスマホ時代になり、巻き肩という言葉も聞きなじみが増えましたね。
以前からよく言われる聞く猫背と、どのような違いがあるのでしょうか?
どちらも姿勢の悪さが原因で、肩こりや腰痛、頭痛などを伴う場合もあります。
よく似ているため、違いがわからない方は多いのではないでしょうか?
巻き肩と猫背にわけて、違いをご紹介したいと思います。
巻き肩
こんなお悩みはありませんか?

- 仰向けに寝ると両肩がベッドから浮く
- 呼吸が浅くなったり、しづらくなる
- コリが強く出る
- 血流が悪くなり、むくみやすくなる
- 姿勢が悪くなる
この不調は、巻き肩が原因かもしれません。。
巻き肩とはどんな姿勢?
巻き肩とは、左右の肩が前方内側に入っている状態です

●見た目の特徴
- 鏡で横から見たとき肩の位置が耳より前に出ている
- 鏡で横姿を映すと、胸よりも肩甲骨が良く見える
- 肩甲骨が広がり、肩の横のラインが丸く見える
- バストが下がり、デコルテが縮んで見える
- 顎が前に出る傾向にある
イラストが巻き肩の状態。
両方同じように巻き肩になっている方もいれば、片方の肩だけ特に巻き肩になっているパターンもありますね
巻き肩になると胸が垂れてデコルテが縮んで見えるので、老けて見えてしまう場合もあります
あと、巻き肩で前かがみの姿勢が続くと、骨盤が前傾して反り腰になる場合もあります
巻き肩のセルフチェック
ご自分が巻き肩になっているかどうかを、チェックしてみましょう
- 両足を肩幅くらいに開いて立ち、壁に背を向けます
- バンザイをする感じで、両手を上にあげます
- なるべく耳から腕が離れないよう気を付けて腰や体をそらさず、限界までバンザイ!
- 鏡を見るか、周りの方にどこまで上がっているかチェックします
どこまで上がりましたか?

- 壁に手がつくまでまっすぐに上がった
- 腕の上がりは、耳よりも前までが限度
このチェックで、2番だった方は「巻き肩」の可能性は高くなります。
バンザイをしっかりするには、肩甲骨が十分に動かないといけないのです。
肩甲骨は「背中の筋肉」が動かしていて、「胸にある筋肉」の柔軟性が大切で、柔軟性があると最後まで腕をあげられるようになるのです。
巻き肩では「背中の筋肉」に筋力低下が起き、「胸にある筋肉」には柔軟性の低下が起きます。
バンサイして試してみましょう
巻き肩の原因とは?

巻き肩の主な原因は、さまざまなものがありますが、以下のような生活習慣や体の状態にあります。
- 長時間のスマートフォンの使用やパソコンの使用: 覗き込むように見る癖があると頭が前に突き出し、腕が前に出て肩が丸まって内側に巻き込みやすくなります。
- 筋肉の低下とアンバランス: 胸の筋肉が硬くなり、背中や肩甲骨周りの筋力が低下。運動習慣がなく筋力不足になっていることや、肩や背中の筋肉、体を支えるインナーマッスルなどの筋力が低下によります
- 悪い姿勢の習慣: ソファに深く座ったり、横向きで寝ることが多い場合も、下になった方の肩に上半身の体重が掛かってしまうため、巻き肩になりやすいです。
日々の生活の中で、これらの原因を意識し、改善することが重要です。
重なる点はありますが、次に猫背のパターンをみてみましょう
猫背
こんなお悩みはありませんか?

- 首や肩がこる
- 背中のハリがある
- 腰痛や坐骨痛がある
- 視力が落ちやすい、目がかすむときもある
- 座るとき背もたれに寄りかかるくせがある
これは猫背が原因しているかもしれません
猫背はどんな姿勢?
- 鏡で横から見たとき背中が丸まっている
- 首が前に傾いている
- 反り腰になっている
- 胸が垂れがち
横から見たときに背中が縦に丸まっているのが特徴です
首が前に傾き頭が下向きのため、落ち込んでるように見える場合もあります。
猫背で骨盤が前傾したすると、反り腰を併発している場合もあります。

猫背のセルフチェック

- まずは背中を壁側にして、壁の前に立ち、頭・背中・お尻・かかとを壁につけます。
- 力を抜いて自然な状態で立ちます
- 壁から頭やお尻が離れてしまう
- 壁から頭やお尻が離れて立った方が立ちやすい
- 鏡の前に立った姿が首や肩が前に出ている
- 背中が丸く骨盤が後ろに傾いている
上記の4つに当てはまっている場合は、猫背や猫背予備軍の可能性はあります。
イラストを見てみると、左が正常な姿勢。右側が猫背の姿勢となります
人間の背骨は元々S字カーブを描くように湾曲していますが、そのS字の後弯部の丸まりが強くなることで円背と呼ばれる猫背になるのです。
さて、猫背の原因は何なのでしょうか?
猫背の原因とは?

- 長時間同じ姿勢でいることが多い
- パソコン作業、スマホ操作の姿勢が長い
- 座っている姿勢が良くない
- 胸式呼吸になりがち
- 運動不足ぎみ
長時間、同じ姿勢でいることが猫背の最大の原因です。
同じ姿勢を続けていると、筋肉が緊張し身体がゆがみやすくなるので、体勢を変えることを意識してみて下さい
あと胸式呼吸の方も、猫背になりやすいと言われています。
胸式呼吸を続けると身体を支える横隔膜の筋肉の働きが悪くなり、姿勢を悪化させてしまいます
いかがでしたでしょうか?
巻き肩と猫背の姿勢・症状、セルフチェック方法をご紹介しました。
巻き肩と猫背とどちらも併発されている方もいらっしゃいます。
見た目の雰囲気だけでなく、上記のような様々な不調の原因になりかねない巻き肩と猫背。
巻き肩と猫背に気をつけてくださいね。
今後、巻き肩の予防法・ストレッチも症状ブログにアップしていこうと思います


あかり整体では、巻き肩・猫背矯正の施術を行っております。痛みのない施術です
なかなか巻き肩・猫背はご自分で良くするのは難しい場合もございます。
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